SCSSの書き方
夢中教室のサイトでは、スタイリングにSCSSを使用しています。
例
index.html
<section class="p-pagename-section">
<div class="p-pagename-section__inner">
<div class="p-pagename-section__headding">
<h2 class="p-pagename-section__heading__title">
見出し
</h2>
</div>
<div class="p-pagename-section__container">
コンテンツ
</div>
</div>
</section>
_example.scss
.p-pagename-section {
background: $bg-main;
&__inner {
margin: 12px 5%;
@include mq(){
margin: 24px 10%;
}
}
&__headding {
margin: 10px 5%;
@include mq(){
margin: 20px 10%;
}
&__title {
font-size: 1.8em;
@include mq(){
font-size: 2em;
}
}
}
&__container {
}
}
解説
scssのファイル名
新LP作成等で新たにscssファイルを作る際、ファイル名の前には必ずアンダーライン(_)を入れましょう。
(例:_example.scss)
変数
scssでは$○○○○で変数を作って使いまわすことができます。
夢中教室Webではカラーテーマを変数に設定しています(_color.scss)。
ネスト(入れ子)
セレクター名に&を付けて入れ子構造でスタイルを記述していきます。
モバイルファースト
夢中教室Webはモバイルファーストでスタイルを記述しています。PCサイズのスタイルは@include mq(){...}の中に記述していってください。
より細かいレスポンシブデザインのブレークポイントを設定したい際は_mixin.scssを参考にしてください。
style.cssへのコンパイル
scssを書いただけではサイトにスタイルは適用されません。cssにコンパイルさせる必要があります。
コンパイルとは?
コンパイルとは、人間にとって読みやすい言語をコンピューターにとって読みやすい言語に変換することをいいます。
WordPressはSCSSをそのまま解釈することができないため、CSSに手動でコンパイルすることでスタイルを適用します。
詳細:https://e-words.jp/w/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%A4%E3%83%AB.html
scssをcssにコンパイルする際は、ターミナルを開いて
npm run dev
とコマンドを打ってください。「gulp」という開発ツールが起動します。
gulpが起動して、scssファイルを上書き保存すると以下のようなログが表示されます。こうなっていればコンパイルは成功しています。
> gulp-dev@1.0.0 dev
> gulp dev
[10:26:20] Using gulpfile ~\Documents\wowfull-2024\app\public\wp-content\themes\wowfull-2023\gulpfile.js
[10:26:20] Starting 'dev'...
[10:26:49] Starting 'sass'...
[10:26:49] Finished 'sass' after 22 ms